サカヅメハウジング山本です。
先日、とある取材で弊社の林業現場へ行ってきました。 12月とは思えない、気持ちの良い青空が広がり、朝の日差しがとても気持ちがよかったです。また、朝の澄んだ空気がとてもおいしく感じました。
「山の木を切る」ことについて皆様はどう思いますか?
いろいろな意見が飛び交うかと思いますが、私の意見として書かせてください。
私も勉強をする前までは、山の木を切ること自体がよくないことだと思っていました。
環境破壊や温暖化につながるじゃないかと否定的な意見が多く、 確かに、木を必要以上に切る、開拓のために切る、切った後は何もしない、など、自分たちがそのあとのことを何も考えずに切り続けてしまった場合は、環境破壊になってしまうと思います。
ですが、未来のことを考え、行動した場合はどうでしょうか。
今回、弊社の林業部が伐採を行っている現場は、地元の方々がお持ちの山です。
うっそうとした山の管理ということで「間伐」を行っています。
「間伐」=木が密集しすぎて成長が阻害させないように間隔をあけてあげる伐採のことです。
木は、光合成をおこなって成長をする際に二酸化炭素を吸収します。
成長しにくい、成長できない環境下では、二酸化炭素の吸収も効率よくできません。
反対に成長しやすい環境下では、二酸化炭素を効率よく吸収し、より大きく、より太く成長します。
また、木が成長するということは、木の根っこの成長を指します。
根っこが成長するということは、山の土地に深く根をはり土地と複雑に絡みます。
昨今、土砂災害で大変な被害にあわれている地域もございます。
そのほとんどが、山の管理が行き届いておらず、細い木々が無造作に生えているだけのところが圧倒的に多いようです。
「山を適切に管理」するということが木の成長を助け、生活を守ることに!
山の木を適切に管理することで、自分の子供や将来の孫の代まで助けることができる。
そんな未来に向けた仕事ができることは幸せなことだなと感じるようになりました。
まだまだ思いは書き足りないのでまた次回、書きたいなと思います。
今回のブログの最後に
目には見えなくなってしまうお家の柱や梁、どんな木が使われていますか?
国土の67%の森林大国日本で、輸入に頼った木材を使っていませんか?
美しい山々に囲まれた新潟で県外の木材を使っていませんか?
日本の木材を使った、新潟の木を使った、地産地消で、未来につながるお家づくりをされてみてはいかがでしょうか。