3月20日(木)~3月23日(日)にお施主様のご協力のもと開催致しました、五泉市内の新築見学会は無事終了致しました。ご来場いただきました皆様、ありがとうございます。間が空あいてしまいましたが、今回はそちらの感想です。

会場となったお住まいのロケーションは、五泉の雄大な山々を望む場所。五泉の四季の風景が美しい周辺環境に馴染む、シンプルなデザインの平屋のお住まい。開けた周辺環境だからこそ、平屋を建てるにふさわしい、平屋に選ばれた場所であると感じました。

見学会にご来場いただく目的としては実際のお家をご覧いただくというのはもちろんですが、ご来場の皆様に建物に入った際の「写真や図面では感じ取れない体感上の空間」を体感いただきつつ、実際のあらゆる生活シーンの動きを想定しながら動いてみてどうかを体験することが、実は重要だと思います。
また、同じ間取り上の広さでも、天井高、窓から続く外の風景や、隣室との天井とのつながりなどで、広さの印象がガラリと変わります。「リビングは〇〇帖最低欲しい!」という方も、実際のお家に立ち、ご自分なりのベストな広さに気付く場合が多いのです。そういう意味では、見学会というのはフルオーダースーツを仕立てる際の「サイジング(採寸)」に近いかもしれません。

最近は光熱費高騰や建築費の上昇による影響か、「よりジャストでタイトなシルエット」が選ばれる傾向にありますが、それよりも何よりも「ご自身がどんな暮らしをイメージしているか」が一番重要です。その「ライフスタイルにあった建物(間取り)」と、その暮らしにあった「土地」、そして「予算」。それらを打ち合わせを重ねながら整合させ実際の形に落とし込むことこそ、お家づくりの「醍醐味」だと思います。
今回のお家は、そういう意味ではご来場の皆様にとっても「大きな刺激」となり、「有益な参考」になったのではないかと思います。

また今後も見学会含め、色々と催しを展開する予定ですので、ご案内の際には、どうぞお気軽にご来場下さい。
サカヅメハウジング 安久