営業部山本です。
梅雨入りし、ジメジメした季節になりました。私にとっては一番嫌いな季節の到来です。
さて本日6/23、阿賀野市旧安田町の安田瓦ロードにございます、丸三安田瓦工業様にやってまいりました!弊社のYouTubeチャンネルの動画の撮影にご協力をいただき、安田瓦の魅力をたっぷり紹介いただきます。
こちらが今回工場案内いただく丸三安田瓦工業の遠藤社長です。よろしくお願いいたします!
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遠藤社長にご案内をいただき、早速中のほうへ入っていきます。
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こちらが原材料となる粘土です。これがどのようにお家の屋根瓦になっていくのか非常に楽しみです。 大きな機械に瓦の原料となる土が3~4種類ブレンドされ、石や根っこなどの不純物が取り除かれて。粘土となります。
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瓦作りにはまず第一に土づくりが重要だとの事です。土の配合でその後の工程にも大きく左右されていくようです。ここに職人さんの魂がこもっているのだと強く感じました。
次に、粘土がこちらの機械に運ばれて真空状態にして長い板状にしていきます。
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真空状態にしないと、焼いたときに空気が膨張して、割れてしまうとの事でした。さらに、ここで一枚一枚切って瓦の原板を作ります。少しずつ瓦の形になってきました。
こちらの機械がプレス機になっており、原板が入るとプレスされ、瓦の形に加工されます。
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さらに、後ろの方にあります乾燥室に運ばれ、からっからに乾燥させていきます。この乾燥の工程が重要で、乾燥が不十分だと、割れや変形の原因になるとの事(家づくりに使う木材と一緒ですね!)。何事でも、面倒がらず、ひと手間かける事がよい仕事をするうえで重要だと再認識しました。
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乾燥させた製品に安田瓦といえばこの色!鉄色の釉薬(ゆうやく)をつけていきます。
(この色がかっこいいんだよなぁ、、、)
焼く前は実は黒いんですが、焼くことによって鉄色になります。とても不思議ですよね!
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釉薬をつけてそこから焼いていくことで、安田瓦の特徴である鉄色がいつまでも続きます。その温度、なんと最高1200度!さらにそこで27時間焼いていきます。
(熱い、熱すぎます、、、)
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その工程を経ることによって、何年、何十年と、雨、風、雪に耐えしのげる屋根瓦になっていきます。
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地元安田が誇る安田瓦。これまで愛され続けた理由がわかった気がします。みなさんは板金屋根と、安田瓦、どちらが高いと思いますか?
弊社で試算したところ、屋根形状にもよりますが、一般住宅の屋根材の場合、ほぼ金額の差はありませんでした(弊社計算による結果です)。
近年物価の高騰により、金属の価格がものすごく上がっております。
性能、耐久性ともに板金屋根よりも高い安田瓦をこの機会に検討してみてはいかがでしょうか?
―取材ご協力―
丸三安田瓦工業株式会社様
〒959-2221 新潟県阿賀野市保田6130-1
TEL 0250-68-3802 FAX 0250-68-3711
https://www.marumikawara.com/